新潟県 インフルエンザ流行期に入りました
2019/10/28
[ 感染症 ]
10月中旬、インフルエンザの定点(90医療機関)当たり報告数が1.06となり、インフルエンザの流行期に入りました。当院でも、毎週1~3件の患者さんが受診されています。ほとんどは、首都圏などの流行地域で感染した方ですが、家族内感染も始まっています。疑わしい症状のある方は、早めの受診をお勧めします。
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kenko/1321390939638.html(新潟県サイトへ)
新潟市内も例年より流行入りがはやいようですので、発生状況を自治体のホームページで確認しましょう。
また10月11日、米国の疾病予防管理センター(CDC)は、北半球でも流行する危険性があるという週報をだしました。
生後6ヶ月以下の乳幼児はワクチン接種ができませんので、両親や保護者などがインフルエンザにかからないように、しっかりとワクチン接種をした方がよいでしょう。
また65歳以上の高齢者、とくに呼吸器疾患や糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方は、インフルエンザワクチンに加え、是非「肺炎球菌ワクチン」の接種もお勧めします。