2/26(水)原発「核のゴミ」問題について学習会/診療所職員&友の会会員
2020/2/26
[ 平和を守る活動 ]
2月26日診療所2階集会室で、元県立高校理科教諭の寺崎紘一さんを講師に「どうする?核ゴミ」をテーマに学習会を行い、職員・友の会の方々25名の参加がありました。
日本の原子力政策の歴史、原子力発電所の廃棄物処理方法、核燃料サイクルの仕組みについて教えていただき、会場で放射性鉱物を用いたアルミニウムの放射線透過力を測定し実際に体感することができました。
使用済み核燃料=「核ゴミ」は10万年厳重管理が必要なため、国は最終処分方法として地層処分を行うことを決めていますが、地震大国の日本で地層処分は安全にできるのか、問題は山積みです。
参加者からは、「高レベル放射性廃棄物の処理ができないのに再稼働しようとすることは許されない」、「改めて原発再稼働ストップを切に思った」、「未来の子孫達が新しい技術を発見し無毒化するまでは目の届く地表で管理すべき」と感想が寄せられました。
今回の学習会を通して、福島原発のような悲惨な事故を二度と起こさないためにも私たちは学習し安全な生活を守るための運動を進めていかなければならないと再確認しました。