4/24内野支部で総会と安達先生の未来に向けたお話を聴きました
■4/24(土)内野まちづくりセンターで内野支部総会&安達先生のお話会を開催。14人が参加。冒頭、内野支部活動の振り返りと2021年度方針の提案があり確認され、その後、安達先生より、『坂井輪診療所の最近とこれから』というテーマで昨年からコロナ禍の中で安達先生を先頭に職員一同が知恵と力を寄せ合い皆さんの健康と診療所の経営を守った努力が語られました。■かぜ外来の設置のおもい、そして免疫力をあげるための「健診と通院」の呼びかけには、たくさんの友の会員さんが応えてくれたお話がありました。■続いて“これからの安達先生の思い”では、この間すすめてきた、新潟市の中でも先駆けになる『多職種連携』と『高齢者救急』の仕組み《SWANネット》のお話がありました。これは医療・看護・介護など医療・介護のさまざまな専門分野の皆さんと患者さんの情報を有機的に共有し、「安心して住みなれた自宅でくらすことができる」仕組みです。坂井輪診療所では以前から病院・開業医を問わず他院への紹介状を発行しています(2020年度は500件以上)。多くの医療機関との連携により患者さんの命と健康が守られています。患者さんにとっては二人主治医制のイメージがあり、だからこそ安心して坂井輪診療所に通院できていると思われています。医療連携はこれからなくてはならない力です■もうひとつの柱に以前から取り組んでいた《無料低額診療事業》をより地域の皆さんと取り組めるよう、診療所と友の会がいっしょになって『まちづくり福祉室』をつくりました。地域の皆さんと共に「医療費を払うと生活が苦しくなるという人たちに医療費が無料または低額になる」、そんな取り組みを広げたいと準備しすすめています。診療所だけではいのちと健康は守りきれない、地域のさまざまな人とつながり、いっしょになって命と健康を守っていく。診療所がその拠点の一つになれたらと考えています。「どうぞ10年先の自分の事としてお力をお貸しください。」とお話を結びました。