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4/13西新潟オープンカレッジ講演会の感想をいただきました

2024/7/3
[ 地域医療を考える ]

 4月13日(土)西新潟オープンカレッジ主催の公開講演会「命のひとりぼっちをつくらない~ACPと高齢者救急医療について~」が開催されました。(当日の様子は、以前の投稿をご覧ください) 主催者より、参加された皆さんの感想が届き、ありがたいことに大変多くのお言葉をいただきました。今回とくに感想の多かった「ACP」についての感想をまとめてみました。一部抜粋となりますがご紹介させていただきます。

「ACP」初めて知りました

ACPという言葉を初めて知りました。いつかは自分たちに関係すること。良いきっかけになりました。/(これまでは)何も考えていなかった。自分の意思を家族に伝える事の大切さがよく理解できた。/これから家族と真剣に死とこれからの人生を考えていきたいです。/今は健康だが、どう死に向かうか..今後ACPを勉強したい。/初めて聞きました。まだよくわかりません。

ACP事例~Oさんの場合~を聞いて

報告スライドより

「実話」は、聞いていて最後は涙が出ました。/体験発表は、身に迫る思いでした。/Oさん事例が大変良かった。涙が出た。/(私の場合は)Oさんのようになったら、家族がいないのでこれから考えます。/半年前に似たような体験をしました。最後は訪問看護という手があったのだなあ、と今考えさせられました。/家族会議すばらしかった。細やかに両親の思いや気持ちを表してあり感動しました。

*自分のこと・家族のこと考えました

10年以上前に亡くなった父を思い出しました。母に任せっきりだったのでもっと話を聞いてあげればよかったなと思いました。/父を見送り、後悔がありました。コロナ禍でそばについてあげられませんでした。私だけでなく、同じ様な思いをしている方もいると感じほっとしています。/ 主人とよく認知症になった時のことを話し合っています。周りの人に迷惑かけたくないと思っています。/ ただ心配するのではなく、自分の気持ちをよく考えて、子ども達と要望(願い)を話し合う機会をもとうと思った。

ACP…こうなったらいいのに

オープンガレッジ会場の様子

(世間的に)ACPの周知率が低いなあと思います。望まない死を回避するためにも、もう少し発展してほしいと思いました。/人生の最終段階で望む医療を受けるためにももう少し学んでみたい。この問題に向き合う時間が(もっと)あると良いと思いました。/ACP、少しずつ声に出していきたいと思います。/何回聞いても心にしみます。このような話をもっと多くの方々から聞いてもらい、理解してもらいたい。

おわりに(職員感想)◆

 今回、家族(父)の看取りの経験をお話しさせていただきました。本当はACP事例などと言うにはおこがましく、家族で迷い・悩み、必死に過ごしたという日々の話です。そんな超個人的な内容なので、人前でお話しするにあたり会場の皆さんがどうお感じになるのだろうと不安でいっぱいだったのですが…。 つたない話を皆さんが大変温かく見守ってくださり、自分のこと・家族のことに想いを馳せながら聞いて下さったこと。とてもありがたかったです。そして私自身、経験を振り返り皆さんと共有できたことで、大きな学びのある時間となりました。ありがとうございました。誰にでも訪れる「人生の最終段階」。そのときを、どんな風に過ごすのか?また皆さんと一緒に考え、学び合える機会があると嬉しいです。 (事務職員・石井)

 感想をいただきながら、報告が遅くなり申し訳ありません。講演にあたり、お声を掛けていただいたオープンカレッジ運営委員会ほかの皆さん、参加された皆さんに厚く御礼申し上げます。



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