保健委員研修交流会が開催されました
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2025年1月24日(金)14:00より、道場山穂波の里にて、坂井輪健康友の会による「保健委員研修交流会」が開催されました。この交流会では、①児玉崇志医師による講演「あの科もこの科も行けなくなったら~総合診療科について~」、②運動普及推進員の笹川さんによる「冬場をのりきる楽しい体操」が行われました。参加者は55名でした!
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<高齢になった時の通院について>
この日のテーマは高齢になった時の通院についてでした。「80歳代夫婦の家庭、免許は返納済み。4つの病気があります。だんだん通院が大変になってきました。さて、いくつの医療機関に通院しますか?」誰にでも起こりえる状況…。 参加者同士で話し合いました。その中で出てきた要望は、できるだけ通院先は減らしたいというものでした。児玉医師によれば、症状が安定していれば通院先をまとめることは可能だそうです。通院先がたくさんで困っている方は、まずは、かかりつけの先生に相談してみてはいかがでしょうか。
<総合診療科について>
総合診療科は2018年に始まった新しい診療科で、広範囲に渡る疾患に診断・治療を行う診療科です。総合診療専門医はかかりつけ医の専門家であり、様々な分野の専門知識を持っています。また、一つ一つの病気だけではなく、からだ全体・家族・生活背景・地域全体までを総合的に診て診断・治療を行う科だそうです。
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<冬場を乗り切る楽しい体操>
児玉先生のお話の後は、運動推進委員の笹川さんと楽しい体操をしました。「新潟弁ラジオ体操」個人的には新潟はあまり、なまりがなくて方言も少ないと思っていましたが・・・いや結構なかなかだなと思い知りおかしくて吹き出しながら体操しました。天気が悪い時無理に外で運動しなくても、室内で、こんなに簡単に体を動かすだけで、体がポカポカしてくるなんて、運動のハードルが下がりますよね。
・総合診療医という言葉を初めて聞きました。
・かかりつけ医の重要性を実感しました。
・児玉先生のお話具体的で総合専門医の役割がよくわかりました。
・大変参考になりよいお話でした。受診の際の対応がよくわかりました。
・児玉先生のお人柄が良かった。
・自分が年をとって病院に行けなくなった時のことをつくづく考えさせられまし た。その時、あちこちの病院でなく総合診療科が大切であることがわかりました。
・ 新しい分野の総合診療科が多くの医療機関に広がれば良いと思います。
・ 体も心も元気になりました。体操楽しかったです。
・わかりやすい運動で気持ち良く帰ることができました。
・体操ためになりました。身体を動かすことは楽しいですね。
などの声が参加者から聞かれました。
児玉医師は普段は下越病院の総合診療科にいますが、第2・4金曜日には坂井輪診療所で診察をしています。患者さんの想いを大切にした診療スタイルには定評があります。ぜひ児玉医師に会いに来てみてください。