かかりつけのみなさまへ 「かぜ外来」はじめました! ~診察スペースを変更しました!
当院を受診されたみなさま、大変驚かれたことと思います。厚生労働省の基準では「4日(高齢者は2日)以上の発熱」「強いだるさや息苦しさ」のときに「 帰国者・接触者相談センターに」に相談する、それ以外は外出せず自宅で様子を見ることになっています。しかしご高齢の方にとっては早めに診てもらいたい、心配だという方が多いと思います。先週末から全職員で知恵を出し合い、以下のように「かぜ」の方の診療をおこなっています。ご理解いただけますようお願い申し上げます。
玄関ドアの掲示をみるとびっくりされると思います。かぜ症状や発熱のある方は、診療所の中に入らずに電話をいただきたいのです。もちろん電話がむずかしい方はとびらを開けて受付の職員に声をかけてください。新型コロナの初期症状はかぜと区別がつきません。ですので、かぜ以外の病気や検査で受診された患者さんと、待合室でいっしょにならないようにと考えました。
診療所に入る前に、お電話でいくつかの質問をさせていただきます。もちろん熱や症状と基礎疾患、それ以外に「2週間以内に県外・国外におられたか、あるいはご家族にそのような方がいるか」「外国人や不特定多数と関わる機会がなかったか」以上のことをうかがった上で、「相談センター」に連絡していただくか、当院の「かぜ外来」を受診していただくか判断します。
「かぜ外来」は、臨時的に設置した「診察スペース」で行ないます。入り口もいつもの玄関と別にさせていただきました。お一人しか入室できません。医師がお一人ずつ診察いたします。診察終了後、できるだけドアノブなどにふれないように誘導しますので、すみやかに診療所の外へ出ていただきます。
臨時の「診察スペース」はお一人しか入れませんので、次の順番の方は自家用車の中でお待ちいただきます。お車のない場合は、診療所前に車を用意しましたので、中でお待ちいただきます。ご不便をおかけしますが、かぜをひいていない他の患者さんとの接触を避けるためです。ほとんどの方は「新型コロナ」ではないのに不愉快に感じられるかと思いますが、なにとぞご協力お願い申し上げます。
また、このような対応にさせていただいたため、通常よりも待ち時間が長くなることも考えられます。ご理解の程よろしくお願いいたします。