健康友の会五十嵐支部「コロナ学習会」
9月26日(土)健康友の会五十嵐支部で「コロナ学習会」と題して健康相談会が開催されました。 会場の寺尾上町自治会館では感染予防対策をとり、地域の友の会会員の方など約30名が参加しました。
安達医師の演題『新型コロナウイルス感染症を正しく知って正しく恐れる』 では、”基礎疾患がある人ほど死亡率が高い” ”高齢者の致死率は第2波では明らかに低下しているが若者よりははるかにに高い” ”ウイルスを真っ先に防御するのは『自然免疫』。コロナと正しくたたかうためには『自然免疫力を低下させずに維持すること』が大切”と講演。新型コロナウイルスの構造にも触れ、免疫力と感染のしくみ、PCR検査の流れや現状について説明があり、みなさん熱心に聞いておられました。
講演後、参加された方より
🔸インフルエンザのワクチン接種は1回でよいのか?
🔸糖尿や癌の既往がある。検診や検査は受けた方がよいのか?
🔸幼少時に受けたBCGワクチンの免疫はまだ残っているのか?
🔸日本のPCR検査実施数は世界で150位以下。誰でも検査を受けられ適切に
感染拡大を阻止すれば社会が萎縮することなく日常生活や経済の向上につながるはず。
日本がすすめられないのは何故か ?
🔸免疫力を上げるにはよく食べよく寝てよく笑うことが大事だと聞いた。
🔸最初はコロナの認識が薄く根拠のない情報に振り回されていたが、
講演を聞いて間違って恐れてはいけないことがよく分かった。
など積極的に質問・意見が寄せられ、関心の高さがうかがえました。
安達医師より、「ワクチン接種の目的は発病の予防。獲得免疫だけでなく自然免疫も高める」「BCGワクチン接種により自然免疫が高まり高齢になっても効果は続いている。抗体は15年で消失する」 「日本のPCR検査数が少ないのは法律による妨げがあるため。みなさんの声を政府に向けて発信しましょう」 「今年のがん発見率が少ないのはコロナの影響で健診の受診率が低いから。健診は自粛せずに受けましょう」と締めくくられました。
最後に事務職員より、健診・インフルエンザワクチン接種のおすすめ、「無料低額診療」「なんでも相談会」について紹介。新潟勤労者医療協会健康友の会主催で行っている「健康チャレンジ」の参加呼びかけを行いました。
健康チャレンジには「体操で元気」「脳元気」「お口の健康」「食事で元気」と、4つのコースから選択できます。コースにある、適度な運動、笑い、脳への刺激、バランスよい食事は免疫力UP!につながりますよ。みなさん、一緒にチャレンジしませんか?ご家族ご友人も参加できます。10月31日まで受付しております。詳しくは、健康友の会事務局または坂井輪診療所までお問い合わせください。