坂井輪診療所

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医療機器

事業所健診結果説明会

2020/11/5
[ 事務職員からのお知らせ ]

 先日、社会福祉法人坂井輪会の職員定期健康診断結果説明会が開催され、デイサービスセンター、ショートステイで働く職員のみなさん約20名が集い、診療所より安達医師、看護師、事務職員が参加いたしました。

 看護師による健診結果の説明では、血圧・ヘモグロビンA1c・中性脂肪・LDL-コレステロールが高い状態が続くと動脈硬化を引き起こすこと、その状態を放置すると自覚症状がないまま進行し、脳梗塞や心筋梗塞で倒れることになりかねないこと、肥満の方や喫煙している方も高リスクであることを「健診結果からみるフローチャート」を用いて説明し、必要な検査、今後注意すべき点やお菓子・果物の1回量の目安についてお話しました。

 また、新型コロナウイルス感染症から自分の身を守るために全日本民医連で提起された【職員のみなさんのセルフケアのための10のヒント】を紹介し、免疫力UPのために十分な休息をとり、職場の仲間や家族・友人との声の掛け合いを大切にし、自己効力感を高め、困難な状況を乗り越えていきましょうと呼びかけました。

 

 事務職員からは、「コロナに負けないカラダづくり」ポスターを用いた説明と「健康チャレンジ」の参加呼びかけを行いました。

 最後に安達医師より、血圧は自宅で測定する安静時の値でみること、生活習慣病の殆どは遺伝や体質による、自分の身体が歳を重ねるとどうなるかを把握しておき、軽度なうちに生活習慣を改善することが大切であること、介護施設の利用者は高齢者で免疫力が低い方が多い。介護現場の職員はウイルスを持ち込むことは絶対に避けなければならない。感染予防対策をしっかり行い、濃厚接触に注意し、正しく新型コロナウイルス感染症を恐れるようお話しました。

 参加した職員の方からは、「LDLコレステロールが高かった。動脈硬化のリスクを聞いてその恐ろしさを知った。勧められた検査を予約します」「お菓子や果物の食べてもよい量が少ないことに驚いた」など感想が寄せられました。

 健康診断は自分の数値がどの程度なのかを確認するものです。受けて終わりではありません。結果が届いたら、自分が気をつけるべきことが何かをしっかり把握し、運動や食事療法を行い、健康で働き続けられるようにしましょう。

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