坂井輪診療所

事務職員からのお知らせ
HOME » 事務職員からのお知らせ
 
医療機器

2019年度 検査件数実績

2020/6/12
[ 事務職員からのお知らせ ]

当診療所では、患者様の症状や、健康診断・採血検査の結果で異常値があった場合などに超音波検査や内視鏡(胃カメラ)など各種検査をお勧めしています。

2019年度 実績

 外来を受診された方の総数になります(特養の方への回診は受診総数に含みません)。2019年度は微減で一日当たりの患者数は2.7件マイナスとなりました。

 以下が2019年度の検査実績になります。
 各検査の目的について簡単な説明も記載します。併せて医療機器のページもご覧下さい。
医療機器について( https://niigata-min.or.jp/sakaiwa/inspection/index.html )

 超音波検査は肝臓・腎臓・すい臓などを観察する腹部と、頸動脈内壁の厚さや甲状腺を観察する頚部の検査に分かれます。 腹部に症状のある方やコレステロールが高い方などが対象となります。腹部の検査では腫瘍や結石の有無を確認し、頚部では心筋梗塞や脳卒中を予防するため、プラークの大きさや形を確認します。

 上部消化管内視鏡(胃カメラ)は食後に胃液が上がってくるような逆流感や食欲不振、胃の痛み・もたれなどの症状があれば、必要に応じて行います。
 検診では胃がんの早期発見を目的としています。 国立がんセンターの最新の統計では、胃がんは全がんの中で死因として3位(男性で2位、女性で4位)と上位です。
( 国立がんセンター がん情報サービス 最新がん統計: 
 https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html )
 また、もし胃がんであったとしても早期発見できれば、内視鏡的治療により、進行がんのように胃切をし栄養障害など後遺症を抱える可能性は低くなります。当診療所で2019年度に発見された早期胃がんはすべて内視鏡的治療で行われ、胃の切除・全摘などを行った方はいませんでした。
 胃カメラは保険診療と健康診断での検査件数を合算したものになります。

 レントゲンと骨密度レントゲン(DXA)の実施件数です。レントゲン検査には副鼻腔部、腹部、胸部すべての件数を含みます。胸部レントゲンでは肺炎の有無を確認し、腹部ではお腹の痛みや便秘などの症状に応じて検査します。また胸部レントゲンには 心不全を早期発見・予防していくために、心臓の形や大きさなどを確認する意味もあります。
 骨密度レントゲンは、若年者と比べてどれだけ骨密度が減少しているかを確認する検査です。転倒による骨折や骨折による寝たきりの予防に役立てています。

 以上が2019年度 検査実績のまとめになります。
 2018年度との比較では全体として件数の減少がみられます。
 検査の目的は
「症状が出て手遅れになってから状況を確認するため」だけではなく、
「症状がより軽いうちに状況を把握し、今後の治療方針を検討するため」
 でもあります。そのため、当診療所では検査を定期的に受けることお勧めしています。

 それぞれの検査は医師が必要と判断した場合に行うことが基本となります。

 「少し気になる症状が…、ちょっと見てもらいたい」
 「健康診断を受けたら数値が高くて…」
 
 高血圧、気管支喘息や糖尿病などの慢性的な疾患を抱えている方は新型コロナ感染症へのリスクが高く、疾患を良い状態でコントロールし、重症化しないよう予防することが必要です。
 そのためには検査を受け、自分の現状を医師と確認していくことが大切になります。
 当診療所では必要な感染予防策を講じておりますので、検査・健診をご希望の方はまずはお気軽にご相談下さい。

 健康雑記帳にも新型コロナ感染症に触れた記事がございます。
 気になられた方は以下のリンクから併せてご覧ください。
 健康雑記帳(https://www.niigata-min-sakaiwa.com/category/zakki

icn_footer_phone
icn_footer_contact
top