９月４日(水)新潟民医連から坂下さんを講師に招き職員対象に「マイナ保険証の強要と健康保険証の廃止をストップさせる取り組み」についての学習会を行いました。現行の健康保険証が１２月２日に廃止され、マイナンバーカードに一本化されます。今わかる正しい情報と職員の知識向上のためでしたが、政治的背景などの話もあり盛りだくさんな内容でした。

なぜ今の保険証のままではダメなのか、マイナンバーカード取得率が向上せず、マイナ保険証の利用率も上がらない状況でも強行されるマイナ保険証。手続きをしていない方に発行される「資格確認証」の発行、それにかかる費用など問題山積みの状況下を分かりやすく説明していただきました。

職員からも「任意ではなく強制的に廃止し国民の個人情報を把握する政府の目的には不信感でいっぱい。」「高齢者や障害者は利用しにくくなり、受診抑制につながらないか心配。」「署名やアンケートなど自分たちにできることから行動していく」などの声があがりました。 今回学習したことを窓口にお越しいただく患者様に適切にお伝えしていければ、と思います。

同時進行で８月から「現行の健康保険証廃止」に関するアンケートを患者様・職員に行っています。廃止されることにより実際にどのような影響があるのか、そのことを患者様、皆様がどのように受け取られるか調査し、国・地方自治体へ伝えるためのアンケートです。９月末で終了となりますが、いただいた皆様の「声」が少しでも反映されることを願いこれからも活動していきます。皆様のご協力をお願いいたします。