西新潟オープンカレッジ公開講演会が開催されました
2024/4/19
[ 地域医療を考える ]
4月13日(土)西新潟オープンカレッジ主催の公開講演会が開催され、安達所長が講演。約80名の方が参加されました。テーマは「新潟市の救急医療の現状」と「ACP」。参加された皆さんからの感想・質問内容を一部ご紹介します。
① 救急医療の現状について
今日のお話を聞いてもう一度家で考えたい。もっと勉強したい/自分のことしか考えていなかった。救急の方、医師の方のおかれている状況など知らないことが多かった。改めて思い知る機会となりました/現状がよくわかりました。
② ACP(アドバンス・ケア・プランニング)について
できることなら自宅で最期を迎えたい。しかし訪問診療をしてくれるところを探すのは難しい。どうしたら?/最期の迎え方を考えるのは大切だが、暗い気持にもなる。その時々の最善を考えるしかないか…。今日の話はとても考えさせられました/自身の両親のことを思いました。後悔もあり落ち込むこともありました。今度は自分の番。ACP実践したいです/一人暮らしになった今、しみじみACPを考えさせられました。どんなチャンスで子どもたちと話し合うべきか…。
また今回はACP事例報告として職員・石井より、家族の人生の最終段階を一緒に過ごした体験をお話しさせていただきました。
参加された皆さんもそれぞれのご家族のことを思い出し、またこれからの自身の生き方を考える、そんな時間を過ごされたようでした。「100の家族には100のやりかたがあるのだろう」という感想をいただき、まさにその通りだと思いました。いつか訪れる「そのとき」まで自分らしく生きるために、ご家族や医療者・周りの人たちと話すきっかけにしていただければ、幸いです。
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